10月7日(土)アルファチャレンジ東北シリーズ第3戦
仙台ハイランド 天候:雨のち曇 コース状況:ミディアムウェット
太田哲也総合2位、東北シリーズチャンピオンに!
アルファチャレンジ東北シリーズ第3戦が、10月7日(土)仙台ハイランドにて行われた。当日は前日からの雨模様が続き、午前中いっぱい風雨にさらされている状態だったが、天気が回復した予選で、太田哲也は最終アタックでベストタイムをマークし総合4位につける。不安定な天候のなか迎えた決勝は、1周目で2位に順位をあげる太田。この日、太田は装着している18インチにウェットタイヤがなかったためにドライタイヤでレースに臨んでいた。そのため、決勝直前まで行われていた走行会でギリギリまで周回を重ねタイヤを温める作戦にした。これが功を奏し、タイヤが温まらない前を行くSRクラスを追い抜くことに成功。その後も後ろから迫られるも逃げ切りに成功し、総合2位でフィニッシュした。また、この日はTeam
KEEP ON RACINGより参戦しているワークス2号車・江刺家選手も総合1位となり、ワンツーフィニッシュを飾った。同時に、SRクラス、MR300クラスともにTeam
KEEP ON RACINGで東北シリーズチャンピオンという見事な結果に終わった。
「これまでクラス1位とはいえ、総合ではSRクラスに届かなかった。しかも今回はハーフウェットな状態なのにタイヤがドライしかないというチーム状況で、作戦が見事にハマッて結果が出たことが痛快だったしうれしい」(太田哲也)
オヤジレーサーズも奮闘
この日は、オヤジレーサーズ(TEZZO
RACERS CLUB)から7名が参加。前回から参加し2回目の走行会となるメンバーに加え、新たに今回から参加した2名が初サーキットを満喫した。雨天候となった午前中の走行では、まずは太田のレクチャーを受けたメンバーたち。「まずはコースを覚えることを主眼に走ってください。ポスト、水たまり、どこに人がいるか、ということをまずは確認しましょう。2回目の走行となる人は、まわりの景色を再確認しよう、というぐらいの気持ちでまずは走りましょう。走る前にコース図をみて頭のなかで20周ぐらいコースをまわってから走ること」という太田の話をメモを取りながら熱心に聞いた。天候も回復した午後の走行時間には、前回から10秒タイムがあがったという参加者も。「それは前回のタイムが遅すぎたということなのですが、太田さんに大事なのは自分との比較だから、と言われてうれしかったです」。また、太田のレクチャーや同乗走行を体験した初参加の医師(60歳)は、「サーキットを走ることを考えただけで仕事の励みになっていた。きょうは、なにがなんだかわからないような高揚した気持ちになった。刺激となる体験ができた。これからも続けていきたい」。
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