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>>レース活動報告ページ
2005/10/22 アルファロメオチャレンジ東北シリーズ第3戦
 
REPORT

10月22日(土) 
宮城県:仙台ハイランド 天候:曇り コース状況:ウェット

MRクラス決勝結果
順位 車番 ドライバー 車名       周回  タイム
1位  28  江刺家大悟 クレドGTAW3.2  8   16’23.165
2位  27 太田哲也 KORGT3.2   8 17’17.670 5
3位 7  原田匡之 道頓堀RT関東155   8 17'50.764
 
総合決勝結果
順位 車番 ドライバー  車名 周回 タイム   
1位  28 江刺家大悟 クレドGTAW3.2  8 16’23.165
2位  2 今村大輔   147CUP     8 16’56.338
3位  27  太田哲也   KORGT3.2  8 17’17.670  
===============================

 アルファチャレンジ東北シリーズ第3戦が仙台ハイランドにて行われ、太田哲也がクラス2位、総合3位に入った。
 当日は、肌寒い気候であいにくの雨のなか、朝9時、ピットにてスタッフ一同集合。今年もサポートを受け新たに装着されたカーボンボンネットにステッカーを貼るなど準備を進める。また、今回はフロントにオリジナルのスポイラーを装着し、軽量化対策としてドライバッテリーへの変更も行い、レース当日に臨んだ。
 その後、全ドライバーが参加してのブリーフィングでは、雨の走行についてのアドバイスをするなど太田選手がワンポイントレッスンを行い、練習走行へ。この日は路面がウェットな状態だったが、アルファGTが使用する18インチにレインのラインナップがないため、ドライタイヤでの走行となった太田選手。そのため車高調整とサスペンションのダンパーを調整することで、タイヤに合わせた微調整を繰り返す。
 そして迎えた予選ではクラス2位、総合4位につける。2回目の走行でもレイン用のセッティングをいろいろと試し決勝に臨む。決勝では、スタートで2台を抜くも第一コーナーで2台にぬきかえされ。だが、その後、1台抜いて3位へ浮上。不利な条件のなか、安定した走りでクラス2位、総合3位という結果をおさめた。

太田哲也選手コメント
「雨のなかを走るというのは、考えてみれば事故以来のことだったかもしれない。そのため、少し緊張感もあったが、ドライタイヤでの走行で結果が出せてホッとしている。今回は軽量化のために様々なサポートをしてもらったこと、また、寒いなか駆けつけてくれた皆さんに感謝したい」

〔Topic〕
KEEP ON RACING2号車156GTAワゴンは、レインタイヤを装着したことも功を奏し、総合1位、クラス1位を獲得。KEEP ON RACINGでワンツーフィニッシュを飾った。また、145カップにKEEP ON RACINGより再び参戦したTipo編集部・佐藤も予選3位、決勝4位でのフィニッシュとなった。

〔Topic〕
レースからコンプリートカーへ−。OTA-VERSIONとして開発している「TEZZO」のロゴもアルファGTに貼り、お披露目した



参加者の声

   
   
   

2005/9/10 アルファチャレンジ関東シリーズ第3戦
REPORT

アルファチャレンジ関東シリーズ第3戦  (2005.9.10)
太田哲也、クラス優勝で富士復帰を飾る!

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◆アルファロメオチャレンジ関東シリーズ第3戦 
 
静岡県:富士スピードウェイ 天候:曇り コース状況:ドライ
MRクラス決勝結果
順位  車番  ドライバー  車名 周回    タイム   ファステストラップ 周回
1位  25 太田哲也  KORGT3.2  8    17’16.900 2’07.847 8
2位 26 江刺家大悟 クレドGTAW3.2   8 17’30.954 2’08.515 7
3位 3 今井俊文 STING155Q4/2.0  8 17’46.555 2’10.409 8  
決勝総合結果
順位 車番 ドライバー  車名 周回 タイム   
1位  6 村松辰朗   グースネック147cup/2.0 8 17’01.575
2位  147 麻場誠一郎  ANIELI147GTAcup  8 17’03.735
3位  25  太田哲也   KORGT3.2  8 17’16.900  


=============================================

                                  
7年目のチャレンジ−

1998年5月3日以来、2876日ぶりに富士を走ることになった太田哲也選手。今年に入り、富士スピードウェイの改修が終わり、7月28日に6年間に渡った裁判が和解という形で集結。そのわずか1ヵ月後に、富士を走るという事実を知り当時の関係者や、多くのファンがその姿を観るため現地に集まった。(文/隠岐麻里奈)                  

9月10日、東京中日スポーツには「不死鳥・太田きょう富士復帰」という大きな見出しが誌面を飾った。「事故のことを思うとうれしい復帰と思いつつ、心のなかではイヤだなぁと思う部分もある。ここに至ったのは支援してくれたスポンサー、関係者、ファンの皆さんのおかげです。当日はその喜びをみんなと分かち合いたい」(太田哲也)

朝9:00、富士スピードウェイのゲートに到着。7番ピットに向かうとすでにクラブメンバーやファンが集まっていた。クラブメンバーや関係者、スタッフが協力し、ピット前にテントを設営し、KEEP ON RACINGブースを設置、ステッカー貼りなど着々と準備を進める。ドライバーズミーティング後、ピット内で全員が集まり、チームミーティングを行う。太田選手の挨拶の後、スタッフの紹介、そしてKEEP ON RACINGとして最初の講演会を行うきっかけとなった愛知名電高校の先生方、取材活動をずっと続けてきたテレビ朝日・佐々木ディレクターらも挨拶をし、いよいよ走行の準備に入る。

13:05、走行練習開始。太田選手が7年ぶりに富士スピードウェイの本コースを走るその直前になると、周囲に独特の緊張感が漂った。並木メカにウィンドウを拭くよう指示をする太田選手。すると、ピットアウトを待つアルファGTに数人が駆け寄った。佐々木ディレクター、事故当時のチーム監督・兼子氏、そしてTipo編集長・嶋田氏だった。3人とも心配そうな表情で見守る。そして、ピットアウトを見送ると、こんな会話が交わされていた。「当日の朝に似てた。久しぶりにナーバスになってる太田選手を見たよ。細かいことを気にしてさ、あの日も『タイヤのネジしまってますよね』とか言ってたんだよ」(兼子氏)「忘れられないですよね。兼子さんはあのとき、ここを走っていったんだよね。オレは上から見てたんだよ」(嶋田氏)

練習走行を終えると、すぐに予選開始。MR300クラスでは江刺家選手(Team KEEP ON RACING)に続き2番手で終える。ピットに戻るとすぐさま、並木メカニック、袖山カーマネージャーを呼び寄せる太田選手。前日から袖山、並木が富士に入り、とくに懸念されたブレーキのテストを繰り返し問題はクリアされていたはずだが、実際に走ってみるとブレーキのトラブルが浮き彫りになってしまったようだ。「富士独特の気圧や風を体が感じてしまって、最初は少し感傷的な気持ちになってしまっていた。でも、いざ走りだしてみたら、まったくコースが変わっていたので、新しいコースを攻略することとブレーキのトラブルは何が原因かを考えているうちに気持ちを切り替え、自然と集中できた。自分が知っている富士とはあちこちが違っていたし。走っている間は、感傷的な気持ちに浸ってる暇もなかったよ」(太田)

決勝までの1時間半は、駆け付けていたパーツメーカーの担当者が多数集まりミーティング、考えられるあらゆるチェックを行った。そして、15:35決勝スタート。ブレーキパッドを左右変更したことでトラブルを解消し、スタートから1コーナーでインから3台を抜き、その後も2台を抜いて安定した走りでクラス優勝。総合でも3位という見事な走りをみせた。

「新しい車なのでデータがないからやっぱり大変。弱点のブレーキに今回も予選で問題が出たけど、決勝はクリアできて次回へ向けて、やっと糸口が見えた感じだね。それに、富士も安全なコースに生まれ変わっていることがわかってよかった」(太田)表彰式の前には恒例のチーム記念撮影。たくさんの人が太田選手のもとに来てサインをもらったり、写真をとったりと交流の時間をもった。また、この日はKEEP ON RACINGの活動に賛同し、盛り上げてほしいと花屋さんから100個の観葉植物が届けられ、アルファチャレンジの参加者や子どもたちにプレゼントされた。

たくさんのファンから拍手で迎えられた太田選手は、表彰台でこう語った。「僕が富士を走るということは、僕だけじゃなく見守ってきてくれた人たちにとっても特別な意味があったと思う。事故以前のようにプロのレーサーとしてではないけれど、モーターレーシングを通じてチャレンジしよう!というメッセージを伝えていきたい。きょうこれだけたくさんの人が駆けつけてくれたことは本当にうれしいし、KEEP ON RACINGの活動や僕がやろうとしていることに、たくさんの理解者が増えてきたことをうれしく思います」

参加者の声

   
   
   

2005/5/25 アルファチャレンジ関東シリーズ第2戦 太田哲也、クラス優勝で初戦を飾る!
REPORT

◆アルファロメオチャレンジ関東シリーズ第2戦  
5月25日(土)
栃木県:ツインリンクもてぎ 天候:晴れ コース状況:ドライ

MRクラス予選結果
順位 車番 ドライバー 車名 タイム 周回
1位  25  太田哲也  KORGT3.2 1’46.640 4/6
2位  33 鶴田 淳 156V62.5 1’47.827 3/4
3位  23  瀬間辰郎 TES145QV2.0 1’48.684 4/7

MRクラス決勝結果
順位 車番 ドライバー 車名 周回 タイム ファステストラップ 周回
1位 25 太田哲也 KORGT3.2 8 00:14'41.734 1'43.924 5
2位 26 江刺家大悟クレドGTAW3.2 8 00:14'43.084 1'45.961 5
3位 36  山本 亮trifoglio155V62.5 8 00:14'44.385 1'48.071 5

=====================================================

TEAM KEEP ON RACING(以下チームKOR)としては今シーズン初戦となる、アルファロメオチャレンジ関東シリーズ第2戦に参戦し、太田哲也がMR300クラス優勝を果たした。
 
右足に事故の後遺症があるため事故以来3年間AT車を選んでいたが、今回はじめてMT車でチャレンジした太田。また今年使用するアルファGTは新型車でレースを走った実績がなく、車作りの面でも新しいチャレンジ。チューニングパーツがないため、すべて新規開発となる。そのため、各部品メーカーとコラボレートし、共同開発を行っていく。これは開発後、市販化も視野に入れ「OTA-VERSION」として販売する予定だ。
レース前には、初の試みとして太田による参加者へのワンポイントレッスンも行われた。 
 予選は52台中9位、クラス1位で通過。しかし、決勝直前にブレーキのトラブルが判明し、決勝スタート位置は52台中最後尾となる。だが、8周で行われた決勝で驚異の追い上げをみせ、約40台を追い抜きクラス優勝を果たした。
 また今年からチームKORの二号車となる昨年参戦したアルファGTスポーツワゴンも、ドライバーの江刺家が健闘し、チームKORはMR300クラス1,2フィニッシュを飾った。
 
太田哲也コメント
「これまで3年間はATで参戦していたが、今年はMTでチャレンジすることになり不安もあったけど、やれる手応えを感じることができた。新しい車を作るにあたって連日深夜まで尽力してくれたスタッフの貢献によるところが大きい。今回、初戦ながらも最良の結果が出せ、サポートして頂いているスポンサーや関係者の期待に応えられたことが、とにかくうれしい」  



参加者の声

   
   
   

2004/10/30 アルファチャレンジ東北シリーズ第3戦、2戦連続となる3位入賞!
REPORT

◆アルファロメオチャレンジ東北シリーズ第3戦 (SRクラス) 
◆日時:10月30日(土)
◆場所:宮城県SUGOサーキット
◆天候:曇り 
◆コース状況:ドライ

〈予選〉
2位 27 太田哲也(156GTASWS) タイム 1'41.486
〈決勝〉
3位 27 太田哲也(156GTASWS) タイム 00:08'45.168


太田哲也と伊藤真一がバトルを展開、3位フィニッシュ!

 10月30日(土)、心配された雨もあがり曇り空のなか、アルファチャレンジ東北シリーズ最終戦となる第3戦は幕をあけた。今回、キープオンレーシングチームは新たにLSDを装着したほか、ボンネットをカーボン製に替え駆動力のアップと重量の軽減をはかった。
そのモディファイが功を奏し、予選で太田はアタック早々にトップタイムを叩き出す。だが、元GPライダー伊藤真一が終了直前のアタックで太田を僅差で上回り、太田はフロントローで決勝に臨むことになった。

 8周で行われた決勝は、スタート直後に予選5番手の井上が4輪駆動&ターボの利点を生かした驚異的な加速でトップで1コーナーに進入、3番手となった太田は必死の追い上げをはかった。だが、レースは6周目でアクシデントによる赤旗により中断され、太田はそのまま2戦連続となる3位でフィニッシュした。
今回の試みにより、予選の速さが際だつなど前進がみられたが、依然として重量のハンデによるタイヤとブレーキの負担が大きかった。今後は、車両の課題を克服し表彰台の真ん中を狙いたい。
 
 表彰式を終え、取材クルーに囲まれた太田は「以前のようにドライバーとして集中している自分を感じられた。これからもチャレンジしていきたい」と力強く語り、拍手が贈られた。「生きることにチャレンジし続けよう!」というスピリットを胸に、太田の戦いは続く。


参加者の声

   
   
   

2004/8/6 アルファチャレンジ東北シリーズ第2戦 第3位表彰台をGET!
REPORT

 KEEP ON RACINGチームからアルファロメオ156GTAスポーツワゴンで出場した太田哲也が、前回のブレーキトラブルによるリタイアからの雪辱を果たし、安定した走りで3位入賞を果たした。
 前回、6月5日の東北シリーズ第1戦では、ブレーキの過熱によるブレーキブーツ破損が原因で、決勝は1周でリタイアという残念な結果に終わった。このトラブルを対処すべく、ブレーキクーリングシステムを新設し、さらにカーボンパッドも装着。7月21日に菅生サーキットにてテスト走行を実施し、ブレーキローター温度を200℃下げるという好結果を得て、ブレーキ性能を大幅に向上させて臨んだ。

●太田哲也と元GPライダー伊藤真一がバトル

事故後レース参戦3シーズン目となる太田は、今年アルファチャレンジ最高峰となる「スーパーレーシング」クラスに参戦。レーシングカーが走るなか、市販車改造車、セレスピード(AT)、しかも重量のあるスポーツワゴンという不利な車であえてチャレンジし、KEEP ON RACINGチームが掲げるチャレンジスピリットというメッセージを自ら体現している。
 予選3位につけた太田だが、ポールポジションを獲ったのは元GPライダーの伊藤真一(156GTA)。ふたりに注目が集まるなか、16時、決勝レースがスタート。スタートで首位に立ったのは予選2番手につけた今井主(155Q4)。一度は伊藤が抜くが、ストレートの加速の良い今井が、そのままチェッカーをくぐり抜け、太田もハンデのある車ながらポジションをキープし、そのまま3位でチェッカーを受けた。
「伊藤、太田のバトルを楽しみにしてくれている人たちが多く、僕自身も今回のレースを楽しみにしていました。前ふたりとの差はレーサーとしてはもちろん悔しいですが、チームとしては確実性のある走りができ今回の挑戦には満足しています。次回は、マシンの性能をさらに引き上げて、伊藤くんと真っ向勝負をしたい。そして、アルファチャレンジを盛り上げていきたい」(太田哲也)

●「チャレンジ」というKEEP ON RACINGのスピリッツ

 今回、KEEP ON RACINGチームは、揃いのTシャツを身につけ、自分たちでできることを少しずつでもチームに還元しようと一丸となってレースに参戦した。当日は、マスコミ各社も駆けつけ、数媒体におよぶ雑誌の取材も受けた。
 今後の課題は、重量を克服するセッティングをみつけること。前回のリタイアから、トラブルを解消し3位入賞を果たし表彰台から観客に盛大な拍手をおくられた。
今後も、KEEP ON RACINGのチャレンジは続く−。


参加者の声

   
   
   

2004/7/6 「真っ赤なスポーツワゴン…」アルファチャレンジ東北第1戦 観戦記
REPORT

 赤のアルファロメオが半数以上を占めるレースだった。6月5日、宮城県柴田郡にあるSUGOサーキットの第2コーナー付近の高台で私はカメラを構えて、その中の一台を待っていた。真っ赤なスポーツワゴン、ナンバー27、ライトが赤く塗りつぶされているのは一台だけ、太田哲也が操縦する156TAスポーツワゴンだ。レンズにKEEP ON RACINGの文字が現れ、シャッターをすばやく切る。カメラにも同じKEEP ON RACINGのステッカーが貼られている。
 その日、グースネック宮城が主催するAlfa Challenge東北第一戦に参加していたのは32台。土曜日ということもあってか出場者は少なめであった。今回のレースの課題は車重のバランス。太田選手はタイヤのサイズを車に合わせ、サスペンションを今までより固くすることで調整を計ったとのことだ。
 そして今、予選が始まったのだった。エンジン音とともにレーシングカーは一瞬で過ぎ去っていった。

 大田選手を知ったのはつい最近のことである。雑誌で太田さんにインタビューすることになり、私がカメラ担当になったのだった。残念ながら、そのとき太田さんは手術後だったため顔の撮影は受けられないとのことだった。私は簡単に記事の担当から説明を受けただけで、太田さんの著書などは読まずに取材に同行した。行く前に私が想像していたのは、包帯を巻いて杖をつきながらも懸命に歩いている人だったので、太田さんが颯爽と現れた時、ちょっと面食らってしまった。手術の後といっても目立たない絆創膏が顔に2枚はってあるだけで普通だった、いや、格好いい人だった。
その後すぐに「リバース」と「クラッシュ」を読んだ。2冊読むのに1日もいらなかった。

 予選の結果、太田選手は4位だった。

 もう運転どころか、普通に歩けないとさえ言われていたとは信じられなかった(医師から言わせればレースに出ていることが信じられないのだろうが)。私は太田さんの事故以前もそれから復帰する間での経緯も言葉でしか知らない。現在、目の前を走っていく彼の姿しか知らないのだ。
 気温は30度を超えている。場内のアナウンスが決勝の始まりを告げる。28台が出走した。1周目、27の車がコーナーを抜け、勢いよく走り去る。2周目、太田選手はなかなか現れない。3周目の先頭が来てしまった。私はカメラを抱えてピットへ走った。

 真っ赤なスポーツワゴンはピットにいた。その横にいる太田さんを見て、ほっとした。復帰後初のリタイヤとなってしまったが、太田さんはいつもと変わらないようだ。原因はブレーキの加熱によるブレーキブーツの破損だったそうだ。車体の重量による負荷はチームの想像を超えており、ブレーキローターの容量が不足していたことがファーストセッションの時点でわかったのだという。それでもセッティングしなおし予選に望んだのだった。今後、どうするのかが分かっているためか、チームは次回の巻き返しを期待できるといった感じだ。
「進むべき方角が分かっているなら、あとは小さな軌道修正を繰り返していけば必ず目的地に辿り着く」という、ある航海士の言葉を思い出した。それがKEEP ON RACINGの「何事もあきらめない、チャレンジし続ける」とシンクロする。進むべき方角が太田選手には見えているのだ。

 帰ったらもう一度、太田さんの本を読み返そう。

記:郡司麻衣(都立大学4年)


参加者の声

   
   
   

2004/7/5 2004アルファチャレンジ東北第1戦
REPORT

名称: Alfa Challenge東北第1戦
場所: 菅生サーキット
日時: 6月5日

*テスト走行ファーストセッション
 気温25度、快晴。156GTAスポーツワゴンが大排気量・高重量であることから、今回、タイヤのサイズを拡大し、サスペンションをより固めにして調整を計った。この変更が正解であることがすぐにタイム向上に現れた。しかし、順調に走り出したかのように見えたが、太田はピットへ戻って来ると、ブレーキへの不安を訴える。高重量がブレーキを酷使し、容量不足でヒートアップしていることが判明。予想外の事態にピット内は一時騒然となる。

*予選
 フロントダンパーを柔らかくセッティングし直し、予選へと向かう。ブレーキへの不安要素を抱えた太田は、1周目のタイムアタックに全てを賭けた。結果は1分45秒001、32台出走の中で予選4位(!) のタイムを叩き出す。残りの周回はブレーキの耐久度のテストの為に費やした。

予選結果  参加台数:32台 出走台数:29台  天候:晴れ コース状況:ドライ
04.06.05 SUGO INTERNATIONAL RACINGCOURSE (3.70256km)
Po No Class Driver   Type         Team       Laps
---------------------------------------------------------------------------
28 27 SR  太田 哲也 156GTA スポーツワゴン KEEP ON RACING 1

*決勝
 決勝、セレスピード(オートマ) のハンデを抱えながら4番手グリッドからスタート。しかし、スタートでの加速時に左フロントサスペンションに異常を察知。他の走行車への危険を感じ、バックストレートを抜けたところで戦線を離脱。太田にとって復帰後初のリタイヤとなった。原因はブレーキの過熱によるブレーキブーツの破損で走行を続ければドライブシャフトを全壊してしまうところだった。

決勝結果  参加台数:32台 出走台数:28台  天候:晴れ コース状況:ドライ
04.06.05 SUGO INTERNATIONAL RACINGCOURSE (3.70256km)
Po No Class Driver   Type         Team       Laps
---------------------------------------------------------------------------
28 27 SR  太田 哲也 156GTA スポーツワゴン KEEP ON RACING  1


 今回のレースにより、課題がはっきりとした。太田自身がこれまで度重なる手術を乗り越えて甦ったように、チームは以降、必ず勝利という結果を勝ち取ることでしょう。

 今後も応援よろしくお願いいたします。

◎参考:東京中日スポーツ6/5掲載の記事(トーチュウF1 EXPRESSより)


参加者の声

   
   
   

2004/4/12 スポーツワゴンでスーパーレーシングクラスに挑む
REPORT

平成16年3月20日にアロファロメオチャレジレース関西シリーズ第1戦が、岡山TIサーキットで開催され、我々TEAM KEEP ON RACINGにとって3年目のシーズンとなる最初のチャレンジをしました。昨年は地道な努力が実を結び、最終戦である全国統一戦においてAR300クラスのグランドチャンピオン獲得という晴舞台に立つことができましたが、今年もチームのスローガンである「チャレンジ」を合言葉にさらに上を目指し、無制限改造の許された最上級グループとなるスーパーレーシングクラスに参戦します。
参戦マシンとしては一般市販車であるスポーツワゴン・セレスピードを採用し、レース参戦のみを考えメーカーにて製作された純レーシングカーが多く見られるスーパーレーシングクラスに参戦します。
 このような状況下において「挑戦」を前提とし少しずつマシン改良を行っていくことし、初戦は安全確保と基本ポテンシャルの確認を主眼といたしました。改造個所はロールゲージ、消火器や6点式安全ベルトなどの基本的な安全装備、およびサーキット走行に適合した足回強化を優先いたしました。基本的なパワーユニットには手を入れず、一般市販車と全く同じ状態のエンジンを積み込み、排気ガスにおける環境も考え触媒装置を装備したままのノーマル状態でのエントリーとなりました。

多数のALFAが集合したTIサ-キットにおいても、スーパーレーシングに果敢に挑戦するGTAスポーツワゴンは多くの方々を驚愕させ、予戦前から注目の的になっておりました。
平成16年3月20日にアロファロメオチャレジレース関西シリーズ第1戦が、岡山TIサーキットで開催され、我々TEAM KEEP ON RACINGにとって3年目のシーズンとなる最初のチャレンジをしました。昨年は地道な努力が実を結び、最終戦である全国統一戦においてAR300クラスのグランドチャンピオン獲得という晴舞台に立つことができましたが、今年もチームのスローガンである「チャレンジ」を合言葉にさらに上を目指し、無制限改造の許された最上級グループとなるスーパーレーシングクラスに参戦します。
参戦マシンとしては一般市販車であるスポーツワゴン・セレスピードを採用し、レース参戦のみを考えメーカーにて製作された純レーシングカーが多く見られるスーパーレーシングクラスに参戦します。

時折、雨がぱらつき3月とは思えぬ気候のなか、予戦が開始されました。実際上予選がマシンのシェイクダウンとなり、車両の基本セッティングを行いながらのタイムアタックとなりました。結果は総合39台中12番手スタート、今後の戦法を確立する事を目的に参戦した事を考慮すると、順当なポジションを得ることができました。
決勝は午後3時30分に開始され、太田選手が駆る156スポーツワゴンはセレスピード(オートマ仕様)ゆえのスタート・ダッシュの不利を克服し何とか12番手のポジションをキープしながら、第1コーナーへ突入して行きました。その後、太田選手の安定した走りでタイムを削り、安全とスピードを両立させ、周回ごとに前車との間隔を詰め、10周を終了した時点では先行する純レーシングカーと言える怪物マシン3台をパスしており、結果は9位フィニッシュする事が出来ました。ほぼノーマル状態のスポーツワゴンで、しかも当日シェイクダウンという状況で得られた9位はチームにとって、今後の可能性をも確認した開幕戦であったと考えています。

今後は関東、関西での第2戦、東北第1戦と参戦していく予定ですが、安全と環境に配慮し、着実に、そして確実にマシンを煮詰めてまいります。最終的に今年はクラス・オーバーのグランドチャンピオンを獲得すべく、「KEEP ON RACING」の精神に基づき尽力していきたいと思います。今度ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。
尚、今回の参戦模様は、3月22日(月)の東京中日スポーツに掲載されております。また、雑誌ロッソ、ニューモデルマガジンX、ティーポにも掲載される予定です。

今後とも「KEEP ON RACING」の精神、応援のほど、宜しくお願い申し上げます。


参加者の声

   
   
   

2003/10/27 156セレで全国統一戦のAR300クラス優勝!
REPORT

全国統一戦
スポーツランド菅生  2003/10/26

 ・参加台数 31台
 ・出走台数 29台
 ・完走台数 29台

 ・予選:AR300クラス 1位 1分43秒439
 ・決勝:AR300クラス 1位 14分09秒287  
 ・ベストラップ:ゼッケン31 太田哲也  1分43秒746
・参戦車両:アルファ156 2.0JTS セレスピード


■レース模様:
気持ちの良い秋晴れの快晴に恵まれたスポーツランド菅生。
今年の最後を飾るアルファロメオ チャレンジカップは、各地区での年間上位者が一同に介して競う全国統一戦。
セットアップ走行では、セッティングが決まり、1秒45秒台まで順調にラップを重ねる。
2回目のセッションでは、その直後の予選を念頭にリアの車高を5ミリ下げて臨み、 多少リアが振り気味ではあったが、44秒台までタイムを上げる。

ガソリン量の調整とニュータイヤで臨んだ予選は、セットアップ走行の好調さを維持し、2周目で1分43秒439をマーク。このタイムでポールポジションに十分なタイムと判断し、決勝でのタイヤのポテンシャルを温存するためにピットイン。いつでもタイムアタックに臨める状態で他のマシンのタイムを注視しながら待機。残り2分の時点で予選1位を確信した。

ポールポジションからのスタートの決勝は、セミオートマのセレスピードのため レーシングスタートができずに、スタート直後に排気量の大きい3リッターのマシン2台に先行を許す。
しかし1周目の最終コーナーでアウトから1台をパス、その後の2周目の4コーナーでもう一台をパスしトップにたった後は、安定した走りで独走態勢となり、そのままチェッカーを受け、03年の全国統一戦を制し、名誉ある今年のアルファチャレンジカップのグランドチャンピオンとなった。


■太田哲也コメント
「2リッターのマシンで3リッタークラスに挑戦!」という格好のいいことを言ってスタートした今年だけど、マシンがなかなか決まらずに、本当に勝てるかなあと実は内心は不安があった。
でも少しずつマシンのセットアップが決まって、毎戦ごとに着実に早くすることができて今年の最終戦であるチャレンジの全国統一選で今日のような結果を出せて本当によかった。
一緒に勝利を喜んでくれる仲間が大勢いて、改めてレースのすばらしさを実感できた。
チーム関係者をはじめ影に日向に応援・サポートしてくれたみんなに、本当にどうもありがとうとお礼を言いたい。

KEEP ON RACINGの最終戦を、元2輪の世界GPライダーの青木琢磨さんが応援に来てくれた。練習中のアクシデントで今は車椅子に乗っている青木さんだが、太田のマシンに乗り込みいろいろと話が弾む。自分がこのマシンに乗れればという青木さんに、「ああしよう」「こうすればと・・」 太田と話が弾んだ。
ハンディのある人でも、普通の人と一緒にレースの魅力を楽しめるんだということを、青木さんとKEEP ON RACINGでもっと大勢の人にアピールしようという話題まで飛び出し、予選間際のピットが大いに盛り上がった。


参加者の声

   
   
   

2003/9/16 ユーロカップ:4位でシリーズチャンピオンとなる!
REPORT

ユーロカップ 第3戦
ツインリンクもてぎ  2003/09/15

 ・参加台数 38台
 ・出走台数 38台
 ・完走台数 33台

 ・予選:IPC-2クラス 2位 2分25秒743
 ・決勝:IPC-2クラス 4位 20分13秒751
  ベストラップ  2分26秒906
  シリーズチャンピオン
 ・参戦車両:アルファ156 2.0JTS セレスピード
 ・ドライバー:太田哲也


■レース模様
 ユーロカップ。見事、シリーズ・チャンピオンを獲得
今回、エンジンのファイン・チューニングとデファレンシャル・ギアの交換を慣行し、レースに望んだ。
しかし、デフ交換とコンピューターの整合性を取るのに手間取り、連日深夜までの作業となりドライバー、スタッフとも不眠不休状態でサーキットに向かった。

最終的にリアのダンパーを1段・柔らかくし予選に臨む。
まるでフォミュラー・カーの如きロータス等の強豪が犇めくユーロカップ。その予選は2分25秒74、さらにタイムを削りIPC-2クラス3番手を確保、本選で上位入賞を果たせばシリーズチャンピオンを獲得できる絶好のグリッドを確保できた。

決勝までの3時間、ピットでは大騒ぎの作業が開始された。
ユーロカップ予選後に行われたアルファチャレンジ予選中に発生したコンピュータ・トラブルを克服するため、プラグ交換は元よりエアフロセンサー、セットの初期化等、何度もトライ&エラーを繰り返しコンピュタの回復に努める。
文字通りの総力を挙げての挑戦となった。
最終的に全てを洗い直し、2レース分のガソリン量をも鑑み、重量の増加となる不利を抱え込みガソリンを満タンにし決勝を迎えた。


レーシング・スタートの困難なオートマチック仕様のセレスピードとガソリン満タンの重量ハンディにより苦しいスタートとなった決勝。スタート直後に5台にパスされるが、1コーナーのブレーキングをぎりぎりまで我慢、4台を抜き返しクラス4番手を維持、重い重量で振られるマシンを必死で押さえ込み、ファイナル・ラップまで戦闘力の低下したマシンで順位をキープし続ける。そのままクラス4位でチェッカーを受けた。
その結果、Euro Cup IPC-2クラスのシリーズ・チャンピオンを獲得した。

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アルファロメオ・チャレンジ関東 Rd.3
ツインリンクもてぎ  2003/09/15

 ・参加台数 31台
 ・出走台数 31台
 ・完走台数 30台

 ・予選:AR300クラス 2位 2分27秒354
 ・決勝:AR300クラス 5位 19分59秒410  ベストラップ  2分27秒942
 ・参戦車両:アルファ156 2.0JTS セレスピード
 ・ドライバー:太田哲也


■レース模様
当日早朝のフリー走行で、実戦テストを開始。30分と言う短時間ではあったが2度のピット・インで太田選手は2リッターのオートマティック車両を駆使し、驚くべきセッティング能力を発揮。2分26秒642というタイムを叩き出した。これはフリー走行における、全てのAR300(3リッターエンジンクラス)を退けただけでは無く、完璧なチューンを施したMRクラス(無制限チューンクラス)の大多数を尻目に総合5番手のタイム。

更なるジャンプ・アップを狙い車高を4mm下げ、予選に臨む。
タイミングを計りコース・イン、タイム計測1周目に2分27秒35、しかし、ここで予期せぬコンピューターのトラブルに巻き込まれ、4500回転以上にエンジンが回らなくなる。1周様子を見たが回復せず、この時点で予選タイム・アタックを断念し、ピットに戻り、シートを降りる事態になってしまった。しかしながら、最初の1周で刻んだタイムがAR300クラスの2位という結果に、本選での優勝にかすかな望みを繋いでくれた。

決勝は、ユーロカップ決勝後すぐ。そのインターバルは何と10分、ドライバーは車から降りることも出来ず、ピット前でゼッケンを張替えるだけでの参戦となった。傷んだマシンと疲労した体に鞭を打ち、グリッドに並ぶ。マシンが完調なら1周2分25秒を刻む実力を備えるが、この状態では28秒を維持するのも難しい。しかし、決勝はタイム以外にも戦う要素が多い。ドライバーの技量に期待する戦いとなった。
スタートはやはりセレスピードのハンディがあるが、ここも1コナーの進入でリカバー、1周目もクラス2位を確保し無事通過、5週目までは順調に2位をキープし何と後続を引き離しにかかる。しかし、6週目からマシンコンピュータに再び異常が発生、ストレートを見ても明らかにスピードが乗らない。後続のマシンが直後に迫りパスされるがそのマシンは上のMRクラスの車両。最後は予選並みの走りでタイムの落ち込みを防ぎ、見事、2位でチェッカーを受ける。

総合的にハンディを抱えたマシンを駆使した2位は充分に満足できる結果であるが、ティームの課題は残されている。

■太田哲也コメント
今回のレースは、前回のレースでの大きな課題となったエンジンパワー不足を補うため、エンジンのファイン・チューニングとデファレンシャル・ギアの交換をして望んだ。
でも、マシンが仕上がるまでに原因不明のエンジントラブルを抱え、連日連夜の作業が続いた。不眠不休で尽力してくれたメカニック達の努力に報いるためも、今日のレースはどうしても結果を出したかった。

午前中の予選は順調なスタートと思えたが、予選終了後に多くのトラブルが発生し、それが完全に解消できないままに、決勝をむかえることとなった。

それを補うためにまるで予選の時のように全力で走った。レース中は集中しており疲れを感じなかったが、降りたら一気に疲労が溢れだし倒れそうな感覚を覚えたが、ある程度の結果に繋げられたことで、満足なレースだった。

レース後のメカニックの笑顔が嬉しかった。

参加者の声

   
   
   

2003/8/31 アルファロメオ・チャレンジ関西第3戦:5位
REPORT

■アルファロメオ・チャレンジ関西 Rd.3
 TIサーキット英田  2003/08/31

 ・参加台数 30台
 ・出走台数 28台
 ・完走台数 28台

 ・参戦車両:アルファ156 2.0JTS セレスピード
 ・予選:AR300クラス 5位 1分58秒355
 ・決勝:AR300クラス 5位 20分04秒760  ファステストラップ  1分58秒435


■レース模様
天気予報は雨。排気量2リッターのマシンで3リッタークラスAR300クラスへの参戦でもヘビーレインのレースになれば勝機はあるという予想のもと、TIサーキットへ向かった。
しかし、レース当日は晴天。今季2戦目、まだまだマシンを煮詰めるステップであると考え、全てのフリー走行に参加、セットアップをすすめ、1分59秒8までタイムを詰める。
予選においても積極的にセッティングを変えてF/Rスタビライザーをフルハードにして望み、予選2周目に1分58秒355をマーク。その後も予選時間をフルに使って、フロントダンパーの減衰を高めたりして積極的に走行を繰り返した。

午後のセッションは、リアウイングを外して最高速アップを狙ったが、ストレートでの他の車両との速度差は、いかんともしがたく、現状のままでは、排気量の大きい(3リッター) AR300クラスでの戦いでは、力不足であることを痛感した。

決勝は5番手スタート。ファーストラップの混乱に巻き込まれることなく、一発のタイムがでないマシンでコンスタントにタイムを刻み、前を走るマシンに食らいつき5位で完走。前回のデビューウインに比べると、もちろん満足できる結果ではなかったが次戦への課題が明確になった有意義なレースでもあった。

■太田哲也コメント
今回の一番のねらいは、ドライの高速サーキットでの、実践テストだった。
エンジンパワーがモノをいう高速サーキットであるTIサーキットで、2リッターのセレスピードで、3リッタークラスにどのくらい迫れるのかを、実際のレースで検証し、問題点を洗い出すつもりだった。

ストレートで為す術がなく、抜かれて悔しい思いをした。現状では、まだマシンの戦闘力不足ということ。まあ、これは初戦の菅生でもわかっていたんだけど、それがはっきりしたね。

これを他の要素でどのように補ってゆくかが今後の課題だ。でも、マシンの現状がはっきりと把握できた意義は大きい。方向性が、はっきりわかったことは、岡山県のTIサーキットまで来た甲斐はあった。

今後は、ひとつづつその課題をつぶしていって、次戦(9/15ツインリンクもてぎ、アルファチャレンジ関東第三戦)はその成果をカタチにしたいね。

参加者の声

   
   
   

2003/8/20 アルファロメオ・チャレンジ東北第3戦:優勝
REPORT

アルファロメオ・チャレンジ 東北 Rd.3
スポーツランドSUGO 2003/08/17

 ・参加台数 31 台
 ・出走台数 29 台
 ・完走台数 27 台
 ・予選AR300クラス 3位 2分33秒86 (総合6位)
 ・決勝AR300クラス 優勝 14分33秒273 (総合5位)
  ファステストラップ 2分01秒607
 ・参戦車両:アルファロメオ156JTS セレスピード

■レース模様
フィアットオートジャパンのサポートを受けて、新しくマシンを製作、今年初参戦したレース。
事実上のシェイクダウンとなる今回は、午前中のフリー走行だけで予選にチャレンジ。2リッターセレスピードながら、3リッタークラスのAR300クラスで3番手、2分1秒86で終了。まずまずの滑り出しを切ることが出来た。
午後のセッションでは、雨のSUGOを確実に走りきるためセッティングにポイントを絞って、未完成なマシンながらも安定してある程度のタイムがでるレベルまでセットアップ。
決勝は3番手スタートから1周目に2番手、3周目にトップに立ち、後は激しさを増す雨の中を独走。
14分33秒273にてチェッカーを受け優勝した。


■太田哲也コメント
事故後初めての雨の中でのレースとなった。予選から雨が降っていたけど、決勝の方が激しくなった。
雨の時って、スタートで雨の水しぶきがあがって、わぁーっとコースが見えなくなっちゃうんだよね。
で、事故の時の場面が甦ってきて、最初はアクセルがなかなか踏めなかったんだ。
それで、やっぱり雨に対する恐怖心がまだ僕の中には確実にあるんだなぁということを再認識した。
でも、それがはっきりとわかったからこそ、走る中で、少しずつその恐怖心と向かいあって戦うことができたのだと思う。
まぁ、すぐに無くなるもんじゃないけど、こうやって、少しずつだけど恐怖心が克服できるものなんだと言うことがわかったことは大きな収穫だった。
また、今回は156JTSでの初参戦で、事実上のシェイクダウン。
時間的な制約もあったので、車の方は、速くすることよりも、ロールゲージをつけたりと安全装備のほうを重視した。
だから、本当は今日は結果を出すのは難しいと思っていたんだ。実は、昨日の夜、突然エンジンが吹け上がらなるといアクシデントがあったので、今日はとにかく結果が出せて、とてもいい日になった。
車のポテンシャルとしては、雨という不確定要素があったけど、今日走ってみて、これからどんどんよくできるという、手応えを感じることができたので楽しみだよ。
最後になるけど、夜どおしでマシンを製作してくれたメカニックと、サポートしていただいた関係者に感謝の意を述べたい。


参加者の声

   
   
   

2003/8/15 アルファチャレンジカップ・ユーロカップに参戦
REPORT

アルファチャレンジカップ・ユーロカップに参戦
フィアット オート ジャパン株式会社がサポート

 KEEP ON RACING チームは、日本におけるアルファロメオ車・フィアット車の総輸入元であるフィアット オート ジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役Ennio Cerri)のサポートを受けて、アルファチャレンジカップ・ユーロカップに参戦することになりました。
 KEEP ON RACING は、レーシングドライバー太田哲也が主催する、レースや講演・執筆などの活動を通じて「チャレンジングスピリット」を伝えるメッセンジャーチーム。

 太田哲也は1998 年の全日本GT選手権での事故以来、ドライバーとしては致命的である右足・右手にハンディキャップを抱えながらも、特殊装具によってそのハンディを補って、昨年からアルファチャレンジカップやユーロカップにアルファロメオ147 で挑戦してきました。
 今年から、その活動をより本格的に展開。太田自らがそのステアリングを握って、新たにセミオートマチック仕様のアルファロメオ156 JTS セレスピードで、2リッター車ながら3リッタークラスへ挑戦し、チャレンジングスピリットで優勝を狙います。
 そのようなチャレンジングスピリットあふれるKEEP ON RACING チームに共感いただいたフィアットオートジャパン株式会社の支援に応えるためにも、上のクラスにアルファロメオ156 JTS セレスピードで挑戦する太田哲也およびKEEP ON RACINGを通じて、「アルファロメオ車のもつスポーツドライビングの愉しさ・ドライビングプレジャー」を、そして何事にも挑戦し続ける「チャレンジングスピリット」を、大勢の人にアピールしてゆきます。


●参戦レース:アルファロメオチャレンジカップ、ユーロカップ
●ドライバー:太田哲也
●参戦カテゴリー:AR300 クラス
●参戦車両:アルファロメオ156 JTS セレスピード
●参戦体制:TEAM KEEP ON RACING
●タイヤ:ブリヂストン

参加者の声

   
   
   






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