第7回 河村博和さん
9月に開催された「MUSEO ALFAROMEO Meeting-6 」でお会いした河村さん。スタート前にもいろいろ取材させていただきましたが、「まだまだ愛車についてお聞きしたかった!」ということで、今回コラムでご登場いただきました。
***
わたくし、河村博和。日本・京都生まれの'59年式。
クルマ、1300ジュニアZ。イタリア・ミラノ生まれの'71年式。
共に亥(イノシシ)年生まれの12の歳の差。
ふたりのお気に入りは、休日の晴れた早朝。
抜けるような青空、窓を開け放ち、
東京湾を見下ろしつつ、只今、レインボーブリッジを走行中。
エンブレ時には、たまにミス・ファイアするけれど、
アクセルオンなら、絶好調。
で、何故、私がこの車を選んだのかって?
う?む、それは難しい問いですね。
2003年、確かに私はこの車を買いました。
でも、「選んだ」記憶が無いのです・・・。
私が車を選んだか、車が私を選んだか、それとも天が命じたか・・・。
そうですね、ここで、ジュニアZの車両スペックについて、
少し、お話しましょうか。
・・・でも、私は、只今、運転中です。
このメモを読んでくださいな。
暖機運転の間に、コンビニのレシート裏に書き留めました。
走り書きで悪いですね・・・。
「 メモ:車両データ
----------------
1)車名:1300ジュニアZ('71年式/2003年購入・現在走行距離9万7千キロ)
2)サイズ:全幅1274mm、全長3900mm、車重920kg
3)エンジン:1300cc、DOHC4気筒、、ウェバー2機、89hp
/6000rpm
4)燃費:9km/L程度(5速マニュアルミッション。結構、回してます・・・。)
5)備考:カロッエリア "ザガート"が、自製ボディをジュリア・スパイ
ダー1300Jr.のシャーシに載せて、'69?'72年、約千台を製造した、らしい。」 |
そんな事を言っているうちに、前方に横断歩道無しの交差点が近づいてきました。
信号は、変わったばかりの青信号。
ここは、一発、決めてみましょう!
ちょっと気取ってヒール&トゥで遊んでみれば、
今日も、ギア鳴り無しで、シフトダウンっと。
ノンアシストのステアリングを左に切りつつ、アクセル・オン。
ウェバーの加速ポンプ、猛爆っと。
リアがぐぐっと沈んで・・・・。
へへ、いと愉し・・・・。
で、ところで、話は、何でしたっけ?
そうそう、この車の気に入っているところ、でしたね。
まず、スタイルについて。
「スタイル」というより「肢体」ですね。
エネルギッシュで、キュートです・・・。見る人を元気にします。
小生、恥ずかしながら、ボディカバーをはぐる度に、ドキドキします。
おまけに、カバーを掛けるときもドキドキします・・・。
次に、コンパクト、かつ、軽量で、前後バランス良しで、足回り良し。
よって、柔軟でありながらも、俊敏なハンドリング。
他のジュリア系よりも後退したシート位置や、その他諸々のザガートのアレンジがそれを際立たせているのかも知れませんね。

では、そろそろ、まとめに入りましょう。
1300ジュニアZ。
小さい、軽い、色香あり。
エアコン無しで暑くとも、窓とアクセル開けてみりゃぁ、春夏秋冬、さわやか仕様。
雨の日は、・・・・
乗らなければよろしい。
晴耕雨読のライフスタイルが享受できるってものです。
渋滞は、・・・・
そんな時間に乗らなければよろしい。
ワックス掛けでも楽しんでいればよろしい。
それでも乗りたければ、渋滞を愉しめるまで修行を積むことです。
眺めては血が騒ぎ、乗っては血沸き肉踊り、
降りてはまた血が騒ぎ、また乗っては・・・。
と、いうことで、今日は、次の言葉をもって結論といたします。
「我、血と体が欲するが故に、ロメオに乗る。」
(完)
| ■BACK NUMBER |
---第一回 太田哲也
|
---第二回 市川 浩  |
---第三回 中村 弥太郎  |
---第四回 廣畑 実
 |
---第五回 土橋 新也
 |
---第六回 三橋 豊和
 |
|