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【講演レポート】2月9日富士通関西支社/富士通関西システムズ主催
          第9回ESセミナー/人間力講演会にて太田哲也が講演を行いました
○日時:2011年2月 9日
○場所:富士通関西システムラボラトリ大会議室
○主催:富士通滑ヨ西支社/
     兜x士通関西システムズ/
     皆UJITSUユニバーシティ
○参加者: 約250名
○テーマ:自ら挑戦し、輝き続けるために〜KEEP ON RACING

太田哲也講演風景

  富士通では、「人間力」アップのために定期的に社員を対象とした講演会を開いており、関西支社/富士通関西システムズでも、年に2回「ESセミナー/人間力講演会」を開催しているそうです。
 事前の打合せでは、いつものように太田さんが主催者に本日の目的についてヒアリングをします。
 テーマになったのは、「ES」についてでした。
 「ES」とは、従業員満足度のことを指すそうです。
「社員のひとりひとりが、富士通というフィールド(舞台)で、誇りややりがいを感じながら業務に従事してほしいと思っています」(兜x士通関西システムズ執行役員 河野靖史さん)
 「ES」がどうすれば上がるかというと、社員が「自己実現」や「プロジェクトを完遂させた時の感動」や「お客様からの感謝」を実感した時だといいます。
 従業員満足度というと、とかく「会社が何かしてくれる」と考えがちですが、ESは、自らが行動し、勝ち取るものでなければなりません。会社とはこれを前提に支援するものなのだ、というお話でした。
 そして、最近では、その自ら行動するという部分が希薄になってきているのではないかという危機感があり、太田さんにメッセージを求めたとのことでした。

 その話を聞いた太田さんは、しみじみと語りました。
「仕事は、なくしてみるとそのありがたさが分かるものです。社会の中での自分の存在は、仕事を通して感じられるもの。だから、僕にはもったいない話に聞こえます」

 太田さんの講演中、みなさん引き込まれるように何度も頷きながら聞いていました。そして、恒例の質問コーナー。積極的に手が挙がっただけでなく、関西のノリなのか、皆さん最後にはご自身で「オチ」もつけられ、笑いに溢れた質問コーナーとなりました。

Q.僕はあと4年で初老(40歳)を迎えます。太田さんのお話の中で、初老になっても坂を下っていくのではなく、初老を迎えてもチャレンジすることが大事だとありました。あと4年で初老を迎える私にアドバイスをお願いします。

太田「40でも50でも60でもチャレンジを始められるけど、大事なのは、思いついたらすぐやること!4年後じゃなくて、今日から始めてください(会場笑)。いま、改めて思うのは、僕は実は事故後、2〜3年したら福祉車両に乗ればいいと言われていました。でも、直感で今すぐやらなければ自分がやらなくなると感じたんですね。後になればやらなくていい理由はいくらでも思いつく。思い立った時にやるべきなんです。だから、あなたももう36歳なら立派な初老ですから(会場笑)、今日から始めてください」

「ありがとうございました!」と言って、席についたその方は、表情もスッキリとしているように見えました。


終了後に、富士通神戸支社長西川さんにお話を伺いました。
「太田さんの『今日から始めてください』というメッセージは、とてもよかったです。全くその通りだなと感心しました。それは太田さん自身も、あの事故の後、大変なリハビリをひとつひとつ乗り越えてこられたからなのですよね」西川雅弘さん(富士通叶_戸支社長)

 仕事においても、その満足度とは、与えられるものではなくて、自ら行動して勝ち取ってこそ、はじめて得られるものなのだ。待っていて与えられるものでは決してないし、そうした考えをもって仕事に臨んでは会社も社員も不幸になってしまう。逆に言えば、社員が求めて行動すれば、その姿を会社は支援してくれるというプラスのスパイラルになるのだと改めて感じさせられた充実した講演会でした。

【参加者の声】
 【講演に期待すること】
・困難な状況からモチベーションを維持し打破する方法。心理的面。
・再起する過程。
・我々が等身大でできること。日々の生活にヒントとなるもの。
・感銘、感動を受ける話。元気が出る話。
・逆境を乗り越えた人の話。
・業界裏話。人的繋がりのある方の人物像。
・レーサーの裏表。
・刺激的な話。
・生きるというのはどういう事かを聞きたい。
・事故からの再起に至った苦労話や努力したことなど。
・どのように復帰したのか
・絶望からどうやって立ち直ったかということ。
・大きな事故にあわれたことか、その後の生き方にどのように影響したのか。
・大事故から復活するまでの経緯。
 どのようにメンタル面をコントロールしたかetc.
・全身大やけどから立ち直ったプロセス(心と体の両面で)
・最高のレベルに到達する方法
・どのような気持ちで復帰したのか
・どのような苦難に遭遇し、それをどのようにして乗り越えたか
・社会復帰と復帰後の回復に関して。
・大きな挫折から立ち直ったきっかけや、メンタル面での話
・一般の人の苦労話ではなくてどん底まで落ちて
 成功した人の話が聞きたいです
・絶望の淵から復帰に至るまでの精神の保ち方と家族の支えと、
 復帰した時の感動
・モチベーションをどのように維持していたのかが興味がある
・苦境を乗り切る気力をどう奮い立たせたか
・不屈の精神力、夢を持つ。人生は再スタートできる!
・レースでの厳しい環境にて、いかに自分で気力を持たせているか
・特異なキャリアを築かれた背景とモチベーションの維持
・最悪の状況から自分を目標を持って進んでいけるようにすること
・自分のモチベーションをいかに高め、維持していくのか
・再起をささえたモチベーション
・再起不能からさらに挑戦された気持ちの持ち方など バイタリティある話を。
・恐怖心の克服
・目標の持ち方

【講演の感想】
・大変な体験をした人の話が聞けてよかった
・良かった(感動した)
・講師が良い
・昔チャレンジしていた時のことを思い出し、元気をもらいました。
・非常に分かりやすく、特異な経験を実際にされた方の話は説得力があった。何かの時に役立つ教訓があった。
・深くて良い話でした。
・他の誰もが経験にもとづいて気付いた内容に大変興味深くきけた。
・すごくためになった。
・病気に対して生きる意味を見つけながら元気になられ、今は青春の中という前向きな生き方に共感できました。
・今までにない死と直面した方の講演は、一言一言が感動しました。
・ご自分の経験からの気付きを含めてたいへん良かった。
・親や家族に聞かせたい。(本をすすめます)
・参考にすることが多く考え方を学んでいきたい。
・自分を見直すきっかけになったと思います。
・生きる意味、生き方について大変勉強になりました。今後の人生に生かしたいと思います。
・目標をもって事にのぞむとモチベーションが維持できるということに感銘を受けた
・むだでも、やる。
・私はいつも失敗はマイナス要素ではなく、次への糧だと思っています。それを改めて理解しました。マイナスを考えず気持ちを切り替えていきたいと思います
・生きることはつらいこと、昔、釈尊が人生は苦なり、とおっしゃった。古今東西、変わらぬ信実がある。恐竜は何億年も生きて、全滅した。人間はまだ200万年。人生は短い。永遠の時間の流れと果てしない大宇宙の中で人間はちっぽけな存在だと思い知らされる。
・プラスを数えていきます。感動をありがとうございます。
・つらい中での小さな喜び…私も気付けるような人間になりたいと思います。
・人生のなかで、たとえ如何なることがあっても「再出発」できることを教えてい ただきました。結果が出なくてもスタートラインにつくことに意味がある。
・ゼロからのプラスの考え方が感動できました。
・逆境からの立上り方/気持ちの持ち方。
・毎日毎日リセットして始められるように生活していきたいと感じた。
・今日から生き方を変えようと思いました。
・レベルは異なるが、同様の経験をし、現在社会復帰して2ヶ月が経過。発病(  不眠・うつ病)前の自分に戻れることを今でも期待しているため、いろいろ思う ところがあった。ゆっくりでも良い、一つずつ目の前のことをこなしていこうと改 めて思った。聞いて良かったです。
・「マイナス」考えから「プラス」への切替体験を聴けて大変有意義でした。
・いまを見つめ直すいい機会でした
・生きること自体が、それだけで価値があることが理解できた。 
・強い思いを持つことが、満足の得られる結果を導く。
・大事故にあって克服された方は、どのような方なのかとても興味があってセミナーに参加しました。またリハビリ中の父がいる為、何か参考になるお話が聞けたらと思っていました。人間は気持ちが大事なんだということを改めて感じました。
・いつまでもチャレンジし続けることが大切であることがあらためて感じました。
・大変な経験をしてもチャレンジする姿勢は大切なことだと感じました。
・親しみやすいお人柄で、ユーモアたっぷりな話はとても楽しく、あっという間に時間が過ぎた。
・もっと色々な話をお聞きしたかった。本、読みたい。
・正直最初は期待してなかったが、実に大感動的な話・内容・間でとても聞きやすかった。
・生きる力をもらった。
・大変感慨深かった。
・当社で太田哲也さんに会えるとは思わなかった。感動した。
・非常にまじめな方で心の強い方であった。
・話が明確で良かった(話術も素晴らしい)。
・ゼロからのスタート、チャレンジ精神に引き込まれた。
・52歳に見えなくびっくりした。生きることの素晴らしさを教えてもらった。
・前向きに生きておられて尊敬した。
・夢を追うチャレンジ、やる気・できる気を教えてもらった。
・非常に楽しく話が聞けた。
・貴重な話で参考になり共感できた。
・家族愛が良い。
・チャレンジの重要性、続けることが大事だと感じた。失敗を恐れずチャレンジすること、
・夢を語ることが大事と感じた。
・人生観を変える様な話をいくつも聞けて良かった。
・自分を客観的に見る・気づき・チャレンジすることの大事さを改めて気付いた。
・生き方が凄かった。
・前半は少し硬いようであった。一通り自分の話をされたあとの話が良かった。
・プラス思考・客観的な視点等や、どうモチベーションを上げるか等の考え方が良かった。
・無駄も大事だということ。チャンスの女神をきっちり手に掴んでおられた。
・前に進むには勇気がいると思うが、その過程での小さな喜びや笑いが幸せに思えることが大切だと気付かされた。ゼロからのスタートは何歳からでもできる。乗り越えてきているからこそ生き生きした姿が印象的であった。
・小さな喜びを見つけることで生きる喜びを感じられる位プラス思考でありたいと思った。
・マイナスを見てばかりから、プラスを見つける事の大切さが印象に残った。人生で追い詰められた時の人間の生きざま、モチベーションの作り方に感動した。・夢についてもう一度考えてみようと思った。
・実体験を基に大変興味深い話を聞かせてもらえた。
・「気づきを探す」「チャンスを掴む」等の良いキーワードは今後も活用していきたい。
・ゼロからのスタート、常にリセットということが気付きになった。
・気持ちの持ち方で人生が大きく変わる(気持ちが弱くなると、マイナスをカウントする) 
・常にスタートラインに立つ事が大切(最初からゴールすることを求めるのではない) 等、これからの生活に今回の気付きを活かしたいと思います。
・再起、モチベーション、生きるということなど考えさせられる事が多く良かった。
・何事もプラス思考で行動することが必要
・「終わりがあるから始まりがある」とても良い言葉だと思いました。
・「生かせていただく」「喜びを数える」「やれることを今やる」という姿勢に自分の父親の話、母親の話に重なるところがあり、深く感心しました。
・生きるってどういうことなのかが心に残りました
・50・60代からでも青春を始められるという言葉に勇気をもらいました。日々いろいろ辛いことがありますが、太田さんのように常にゼロからのスタートを意識して
気持ちをリセットしながらチャレンジしていきたいと思います。
・「ゼロへのリセット、そこからやるしかない!」非常に感銘を受けました。マイナスばかり考えがちですが、プラスに気付きたいです。
・いつからでも青春。でもすぐ始める。勉強になりました。
・「チャンスの神様」よい言葉ですね
・打ちのめされることは日々あるけど、日々ゼロからのスタート地点にリセットするとやる気が生まれるというのはとても参考になります。
・チャレンジしないと始まらない いい言葉だ。
・プラスを数える人生に感銘を受けました。
・せっかくの講演なので、VTRはもう少し短めでいいと思います。
・ビデオを流す等構成が良かった。

以 上


     
太田哲也講演風景 太田哲也講演風景 太田哲也講演風景
     
太田哲也講演風景 太田哲也講演風景 太田哲也講演風景
     
太田哲也講演風景 太田哲也講演風景 太田哲也講演風景
太田哲也講演風景 太田哲也講演風景 太田哲也講演風景
太田哲也講演風景 太田哲也講演風景 太田哲也講演風景
     

太田哲也講演風景



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講演に来てくださった皆さん、誠にありがとうございました。

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