【講演レポート】「太田哲也の出張授業<夢を実現するために〜チャレンジ>」
2010年第三回が行われました。
○日時:7月14日(水)
○場所:岐阜県羽島市立正木小学校
○主催:朝日小学生新聞
○共催:出光興産株式会社
○参加者:小学5〜6年 351人(全校児童1057名)
2010年度3回目の出張授業は、全校児童1000名以上とマンモス校の岐阜羽島駅からほど近い正木小学校での開催です。
学校につくと、先生手作りの歓迎のポスターが貼られていました。
さらに驚いたのは、体育館に入った時。巨大手作り横断幕が掲げられていたのですが、これは岩田先生と教頭先生がA3ポスター70枚分を貼り付けて製作されたものでした。
担当の岩田先生は、昨年の出張授業にも応募されていたそうで「念願かなった」と太田先生が登場した瞬間から、笑顔満開!という感じでした。
正木小学校では、総合的な学習の時間のテーマが「生きる」。
命を見つめなおし、6年生はそのテーマに沿って自分の意見を発表する場があるそう。
「そういう意味でも太田さんのお話は、ピッタリなんです。自分が壁にぶつかった時、別の方法を探したり、家族や周囲、自分自身と向き合っていく姿を聞くことで、子どもたちは自分の置かれている状況や自分自身の甘さにも気付けるはずです」
岩田先生は、太田先生が来る前から子どもたにいろいろな話を伝えていたそう。
「『クラッシュ』の話をし、みんなはやる前からダメだと思ったりあきらめたりするけど、太田さんはできないと言う前にチャレンジしてきた人。その太田さんから生きることとはどういうことかを学べるチャンスなんですよ、と話しました」
今回の講演会は、太田さんからの話があった後、子どもたちが手を挙げて感想を発表する時間がありました。次々に手を挙げて大きな声で感想を告げてくれた子どもたち。ただの感想ではなく、自分自身のことと重ねあわせての意見がほとんどでした。
また、その後は学年ごとに壇上で素晴らしい歌のプレゼントをしてくれました。
終わった後の太田さんも感無量の表情で、「僕の痛みの経験から何かが伝わって、彼らの役にたち、いつか彼らがいろんな場面で活躍してくれたらうれしい」と話していました。
岩田先生よりその後、お手紙をいただきました。
その一部をご紹介させていただきます。
「奇跡の1日でした。
ご講演では、十分育っていない子どもたちで、失礼の数々があったにもかかわらず大きく受け止めてくださってのお話でした。
不安なんて誰にでもあるんだ。だからちゃんと向かっていくんだという力強い声
目標に向かうときのお話をしてくださる熱い声。
周りを見つめながら生きることの大切さを教えてくださるやわらかい声。
だからこそ、子どもたちは吸い込まれていったようでした。
自分の言葉で自分の思いを伝えるには、なかなかできていませんでしたが、そんな子どもたちを温かく見つめてくださる太田さんのお姿にも感動でした。
「恥をかいて、失敗をして前へ進め!」と言われた言葉と重なりました。
まだまだ歌いこんでいない曲を聴いていただかなければなりませんでしたが、子どもたちなりに心を込めて歌っていたようでした。
それだけ太田さんのお話が心に響いたと思ったのです。
太田さんの生き方を知って、ちょっとでもいいから自分を変えていきたい。ちょっとでもいいから太田さんのように生きてみたい。やる前からあきらめの言葉を出さないでチャレンジしたい。そのためには勇気をもって・・・そう感じた子どもたちの思いが本当かどうかは、これからの行動に見えてくると思います。
教師として、大人として子どもたちの変化に気付いていけるようアンテナを高く張り
一生懸命生きようとしている子どもたちを応援し、支えていけるように職員一同、励みたいと思いました。
太田さん、そして、スタッフの皆様に出会えた私たちは幸せです。
本当に出会いに感謝です。
たくさんの学びを、大きな感動をありがとうございました」
こうして2010年度の出張授業が終わりました。
来年度もまたどんな子どもたちに出会えるのか、楽しみです。
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講演に来てくださった皆さん、誠にありがとうございました。
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BBSに感想、ご意見等のメッセージをお残しください。
よろしくお願いいたします。
KEEP ON RACING 事務局
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