「太田哲也の出張授業<夢を実現するために〜チャレンジ>」(主催/朝日新聞社 共催/出光興産株式会社)のプロジェクトが、いよいよスタート。これまでに中学生や高校生をはじめ3万人以上に感動と勇気を与えてきた太田哲也の“小学生向け出張授業”です。具体的には、子どもたちに「夢をもつことの大切さ」や「チャレンジすることの意味」「交通安全」について学んでもらうというもの。
また、「クルマ好きを増やしたい」という目的もあります。
この取組は、朝日小学生新聞紙上にて募集を行い、95校の学校より応募がありました。この長崎市立滑石小学校を皮切りにその中から3校にて出張授業が行われました。
冒頭で、先生より「きょうは、特別授業があります。全国から、わずか3校だけが聞けることになったスペシャルなものです」と挨拶。その後、ビデオ上映の後、いよいよ太田が登場しました。
出張授業のテーマは「夢を実現するために〜チャレンジ」です。太田は、子どもたちに「結果よりも過程が大事」だという話を噛み砕いて話していきます。
「勉強が嫌いな子はいますか? 僕もそうだったよ。何で勉強が必要なのかわからない人もいるでしょう。でも、勉強は大人になって楽しい仕事につくために、今君たちがやらなければいけないこと。力をたくさんつけて、何でもめんどうくさいと言わずにチャレンジしてみることで、先が開ける。今、もし辛いことがあったとしても、大人になったらどんでん返しがある。そのためには努力を続けることが大事なんだ。おとなになって、向いている仕事をすることは、楽しいことだよ」(太田)
その後、交通安全についても太田から子どもたちにアドバイスがありました。
「僕たちはみんなに車好きになってほしい。そのためには事故に巻き込まれないでほしいんだ」と太田。
「自分の身は自分で守ることが大事。青信号だから渡る、というのはダメです。ジャングルのなかでいつ虎が襲ってくるかわからないように、青信号でも自転車やバイクに気をつけたり、車が来るかもしれないという気持ちで自分で確かめてから渡ってください」
また、質問コーナーでは、たくさんの質問が子どもたちから寄せられました。
「運転する時は何を考えていますか?」「辛い時、何か支えになりましたか?」「怪我の跡は残っていますか?」「レーサーとしてコースを走っている時の気持ちは?」などといった質問に、太田がエピソードを交えながら答えると、時に笑いもおこるような和やかな雰囲気が生まれていました。
後日、子どもたちから「時にはもしかしたら辛い質問もあったかもしれないけど、すべてに答えてくれ、教えてくれてありがとうございました」と感想が寄せられました。 |