7月16日(祝)豊岡青年会議所主催の講演会が行われました。
豊岡青年会議所主催講演会
日時:7月16日(月祝)14時〜
場所:豊岡市民会館 文化ホール
講演内容:テーマ
「時代を生き抜く力」〜KEEP
ON RACING!光輝く未来へ向かって〜
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7月16日(祝)豊岡青年会議所主催の講演会が行われました。なんと約1年前から準備をはじめていたメンバーのみなさん。告知活動なども熱心にされ、当日、豊岡の地に行くと、駅には巨大ポスターが貼られ、町中の至る所にポスターがありました。チラシも数千枚配ったということです。その努力の甲斐あって、事前に550人もの方から申し込み。なかには他県からの問い合わせや、学校の先生から「生徒たちを連れていきたい」という連絡もあったそうです。当日は雨のなか、1000人収容の会場にたくさんの方が集まってくれました。
豊岡というと、「コウノトリ」の産地として有名な土地です。昔は、害鳥だといわれたコウノトリを豊岡市民は受け入れて、大事に育ててきたという歴史があります。そして、2007年5月にはなんと43年ぶりに野生のコウノトリがかえったというニュースもありました。詳しくは写真レポートをご覧いただくとして、親鳥が少し離れたところから「飛んできなさい」と、じっと子どもを見守りながら促している姿は、心に残る風景でした。
また、豊岡はバッグの産地でもあり、ナイロンバッグなどのほとんどを作っている土地だそうです。皆さん知っていましたか? これも川が多く湿地帯である土地柄だそうで、元はといえば柳行李を使って籠を作っていたことがキッカケだったそうです。ちなみに、今回、太田さんにはオリジナルのヘルメットバッグがプレゼントされましたので、そちらも写真レポートをぜひご覧ください。
また、今回の講演会では演出も凝っており、ビデオ上映の後、イーグルスの「デスペラード」が流れ、スクリーンがあがるとそこには本物の(?!)太田哲也が登場する、という登場シーンでした。実は、何度も何度もリハーサルを重ねていたそうですが、メンバーが登場するだけでも演出的にはカッコよく大きな拍手が沸き起こっていたそうですが、当日は本人が登場ということで、さらに盛り上がったようです…。
講演会には、本当にお子さんから高齢の方まで幅広い年齢層の方が集まってくれました。質疑応答では、学生たちに太田さんから恋愛指南もあり、大いに盛り上がりました。またサイン会では、古いTipoを持参された方、息子さんが中学生のときに読んでいた単行本の『クラッシュ』をもってきたお母様など太田さんが来ると聞いて駆けつけた方も多く、豊岡市に太田哲也旋風が巻き起こったような心温まる1日となりました。
また、土地が広く人口9万人でメンバーいわく「過疎の町」であるという豊岡市ですが、約60名いるJCメンバーの皆さんはとても熱心に今回のイベントに取り組んでおられ、その姿勢やまとまりには、とても感銘を受けました。
【主催者の声】
「きょうは、本当に幅広い年齢層の方が集まってくれました。私も以前にサーキットで走っていたときのワクワクした気持ちを思い出しました。最近は、自分が好きなこと、やりたいことを抑えていましたが、太田さんのお話を聞いてまた輝いてみたいと思いました。みなさんの胸にも響いたでしょうし、今後も豊岡で語り継がれていく講演会になるでしょう」(理事長 村尾隆之さん)
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【太田哲也コメント】
「豊岡の町にはは初めてきましたが、川がたくさんあって緑が豊かで本当に自然に溢れているところ。害鳥といわれたコウノトリを受け入れ大事に育ててきた豊岡の歴史は、きっと豊岡市民が自分たちとは違うものや人を受け入れる懐の深さがあったからだと思います。そんなことを壮大な景色を見ながら僕は思いましたもの。アルファロメオにもそんないい意味でのムダを感じるのです」 |
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