11月10日（金）七宝中学校講演会

場所：七宝中学校
　　　　　　　　
愛知県海部郡七宝町川辺字山王４

時間：午後1時半〜4時

講演内容：「生きることにチャレンジし続けよう」

2005年10月に１通のメールが事務局に来ました。
「私は愛知県七宝中学校で教員をしています千賀と申します。私は以前中日新聞の連載で太田さんが若者に送るメッセージを大変楽しみに読んでいました。ぜひ、子どもたちに直接この熱い情熱を伝えていただきたいとずっと思っていました。

今の子どもたちは困難から逃げ、楽なほうに楽なほうに流れていきます。私たちは、子どもたちが夢をもって頑張って努力することを伝えようと日々努力していますが、力不足で十分な成果をあげることができずどうしたらいいかと思案する毎日です。

子どもたちに語れるのは本物で、そして現実に頑張っている人の生の姿や声を伝えることがもっともエネルギーになると私は信じています。

ぜひ子どもたちに太田さんの生き方を学びとってほしい。直接感じ取ってほしいと願っています」

それから１年後の、11月10日、七宝中学での太田さんの講演会が実現しました。「七宝町」は七宝焼きの町です。名古屋駅で千賀先生と待ち合わせ、クルマでいざ七宝中へ。車中でのお話によると、先生は今回の講演の前に現在１０名ほどいる不登校の生徒たちにも「一番後ろでいいから聞きにおいで」と声をかけられたそうです。太田さんも学校に来られない子どもたちこそ自分の声を届けたい、とよく話していることです。

千賀先生が講演後に言っていたことが印象的でした。
「きょう子どもたちが太田さんに出会えたことは一生にただ一度のこと。子どもたちは一生懸命話を聞いてました。きっと彼らは生きるエネルギーをもらえたと思います」

レポート/隠岐麻里奈