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7月14日第25回愛知サマーセミナーにて太田哲也が特別講座を行いました。

○日時:2013年7月14日(日)
○場所:南山大学
○主催:第25回愛知サマーセミナー実行委員会/愛知県私立学校教職員組合連合/私学をよくする愛知父母懇親会/愛知県高校生フェスティバル実行委員会/NPO法人アスクネット
○参加者:約120名
○テーマ:「夢を叶えるための方法論〜KEEP ON RACING〜」


愛知サマーフェスティバルは、太田さんにとって思い出深いイベントです。
愛知県の高校生が中心となって開催する関連イベント「1万人フェスティバル」の実行委員長の女子高生から「私たちの前で講演してほしい」というお手紙をいただいたのが、クラッシュを出版した2001年のことで、それが太田さんが講演をした最初のことでした。愛知サマーセミナーにも2003年に特別講義をしたことがあり、それ以来10年ぶりのサマーセミナー登場です。

愛知県には、当時からの縁のある方もいて、当時の1万人フェスティバルをキッカケに知り合い、生徒たちの活動をバックアップしている葉山先生(以前は物理を教えておられ、物理の授業で「クラッシュ」を紹介していたという)から、今回、「久しぶりに太田さんぜひ」とお声掛けをいただきました。

今回のテーマは「夢を叶えるための方法論〜KEEP ON RACING」です。
愛知サマーセミナーは2000講座あり、各教室で様々なカテゴリーの授業が行われ、学生からおとなまで自由に参加ができることが魅力のひとるです。

太田さんの授業にも現役学生たちから、おとなまで教室いっぱいに受講生が埋まりました。

話は、「夢をかなえるためには」というテーマでレーサー、事故、そこからの社会復帰を成し遂げてきた太田さんならではの具体的な方法論やそのためのモチベーションの持ち方など、アドバイス。
葉山先生、現役高校生と太田さんの3人のトークショー形式で話は進みましたが、さらにはクルマが大好きな葉山先生からのリクエストもあり、「クルマの現状や未来」についてなどもトークが盛り上がりました。

質問コーナーでは、「辛いことを乗り越えるために太田さんが乗り越える時のモチベーションの持ち方などを参考にしたい」「免許を取ろうと思うが、お勧めのクルマは?」など高校生たちからの質問もあがりました。

また、久しぶりの出会いもあり、98年の事故当時、太田さんのチーム「フェラーリ・クラブ・オブ・ジャパン」でレースクイーンをしていた方が、愛知県に住んでおられ娘さんを連れて駆けつけ15年ぶりの再会を果たしました。
さらには、十数年前に太田さんの本に影響を受けて、中日新聞の高校生記者として取材にきた高校生が、「太田さんの影響を受けて、人のために役に立ちたいと思い先生になろうと思った」と、現在、高校教師として活躍し、こちらも久しぶりに会いたいと駆けつけてくれました。

こうして、太田さんのメッセージが受け継がれて、次の世代にわたっていっていることを太田さん自身もうれしく感じていました。


【主催者の声】

「久しぶりに太田さんに話してもらいましたが、とっても話が上手で、私は司会もやったので緊張してしまいましたが(笑)、高校生、保護者の皆さんに深く話が刺さっていたと思います。また、クルマについての本質的な話題もニュースだけでは知りえない生の情報などを教えてもらい、大変ためになりました」(葉山尊士)


【参加者の声】

【生徒】
・ 大変なことが起こったのに、太田さんは本当に強い心の持ち主なのだと思いました。
ご家族の方もどんなことがあっても諦めず、サポートし続けて本当に素晴らしい家族だなと思います。太田さんの話を聞いて、たくさんのことを考え、勇気をもらい、自分にとってすごいプラスになることばかりでした。(高校2年生 16歳 女子)

・ 自分には夢があり、その夢のためにどう動けばいいのか解らなかったので、この講座を聞きに来ました。太田さんの話を聞いてどうすればいいのか解った気がします。積極的にチャンスを掴み、そして何回逃しても失敗を恐れず掴むまでがんばってみたいです。太田さんの話を聞けてよかったです。とても心に残りました。(高校3年生 18歳 男子)

・ 非常に有意義な時間を過ごすことができました。辛いこと、怖いこと、嫌なことは逃げてばかりじゃダメだと。今自分に降りかかっている問題に立ち向かう勇気をもらいました。この講座を受けることができて本当に良かったです。自動車のことを語っている時の太田さんはとても活き活きとして格好良かった!これが自分の向いているものを見つけられた人の姿なのだな〜、自分もいつかそんな姿の人になろうと思います。(高校3年生 18歳 女子)

・ 夢を叶えるには、探究心と失敗・短所を成功・長所に裏返すことが必要だとわかりました。この講座を聴いて、失敗というのは成功の種の宝庫だということに気付き、救世主のように思えました。失敗・短所からほとんど長所に裏返していけば、夢や目標を叶える為に行うべきことに意欲的になるので、今後実践して行きたいと思います。(中学3年生 14歳 女子)

【父母】
・ お話を聞いたのは2回目です。数年前に講演を聞きましたが、そのときの感動が忘れられず
又聞きに来ました。「チャンスの女神」とても心に残りました。今始めたことがありチャンスを逃してばかりです。解っているのですが。この機会に前向きに進もうと思いました。
今日、この講演を聞きに来たことが私にとって良いチャンスだったと思います。(女性)

・ 悦びはその辺にいっぱい転がっている。目の前のハードルを一つ一つ越えていくこと。とても心に残りました。女神のチャンスの話も、心構えとして日々落ち着いて取り組みます。今日はありがとうございました。応援しています。(男性)

・ 夢とは何?夢があるか?と問われ、自分にふり返りました。漠然としか夢が語れない自分がいます。娘や息子に“夢を持って”とか“行きたい様に生きろ”と自信を持っていえない現状です。太田さんが仰っていた、幸せって目の前にいっぱいある。という自分に変わると、どんどん幸せを感じられるようになってくると思いました。クルマの話も大変興味深く面白かったです。(女性)

【市民】
・ 太田さんのことを知らずに参加してビックリしました。修羅場を乗り越えた方、自分の社会復帰を通して知り得た人生の心理、チャンスの女神の掴み方、とても説得力があり勉強になりました。自分のやりたい方向を知ることの大切さ、それに向かって行動することの大切さを教えて頂き、更に勇気を頂けました。本当にありがとうございました。(男性)

・ 太田さんのことは、私自身がモータースポーツや自動車に関して興味が深く、「クラッシュ」の本を読んである程度知っているつもりでした。ただ太田さん本人の生の声を聞くのは初めてで、事故から新しい人生を歩まれていてシ事故前と今現在と追求していくという意味で全くぶれていないと感じました。「夢をかなえるための方法」というセミナーのタイトルでしたが、それ以上に人生を歩める方法を教えてもらえたと感じました。一つ一つの言葉に説得力を感じて、自分に頭に入りやすかったです。本当にありがとうございました。(男性)

・ チャンスの女神と仲良くなる という夢を掴む方法は、今の自分にとって非常に良く参考になりました。好きなものより向いているものを仕事にするといいと言うアドバイスには納得しました。太田さんの話を聞いて、彼のクルマへの情熱、好き という気持ちもわかったので、やはりそういう気持ちも大切にするべきだと思いました。(女性)



 




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