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「富士通小山自動車安全会交通安全講演会」

○日時:10月21日(水)
○場所:富士通小山工場
○主催:富士通小山工場
○参加者:約1,000人

太田哲也講演風景

富士通小山工場に自動車通勤されている「自動車安全会会員」の皆様を対象に太田哲也による「交通安全」がテーマの講演会が行われました。

自動車安全会では、交通安全の意識を高め、接触事故や、被害者、加害者となることを避けるためにこうした講習会を年に1回開催しているとのこと。そして、今年はプロのレーシングドライバーとしての経験や現在も安全運転の啓蒙活動を行っている太田を呼びたい、ということでご依頼がありました。

太田が、強調していたのは、「交通安全はモチベーションが大事」だということ。世の中に守られた安全はないし、現実を知ることが大事。都合よく考えて「大丈夫だ」と判断せず、自分の目で見て安全を確認し、客観的な視点で見ること。そして、自分の身は自分で守ろうとする意識が大切だと話しました。

また、レーサー時代のエピソードも披露し、「レーサーほど安全を考えている人種はいないと思う。常に最悪を考えて、物事に対処していく。レース30分前は誰とも話さないで集中する。安全装具をしっかり身につけるなど、安全に常に配慮し、危険に対しても臆病ぐらいでないと務まらない職業かもしれない」と、太田。

具体的な運転テクニックについてもいくつかあげ、渋滞の最後尾につかない方法や家を出た直後や高速に乗った直後など「運転の始まり」が集中力を欠いて事故が多いから気をつけること、交差点などでは、ノーズを10cm、20cmだけ出して自分が通るということを自転車や歩行者に注意を喚起することなどをアドバイスしました。
「クルマは詰め将棋みたいなもの。イメージやシナリオを考え、シュミレーションして理詰めで考えることが大事」

また、クルマのポジティブな面にも触れ、「リスクは確かにある。それでもやっぱりクルマは素晴らしいし、人生を豊かにしてくれるパートナーだと思う」と締めくくった。


Q.モチベーションを保つコツはありますか?

太田「ひとつひとつのことにできたという喜びを感じること。喜びを勝ち取るためには怖いこともやらなくちゃいけない。クルマの運転も同じだと思う」

☆主催者の声☆
「10cm,20cmだけノーズを出す、青信号でも(自分の目で安全を確認しなければ)渡ってはいけない、自分の身を守るなど、とてもためになる話でした。太田さんご自身のエピソードと安全についての話という構成もとてもよかったです。いままで聞いたことのない視点のお話が伺え、参考になりました。ありがとうございます」




     
太田哲也講演風景 太田哲也講演風景 太田哲也講演風景
     
太田哲也講演風景 太田哲也講演風景 太田哲也講演風景
     
太田哲也講演風景    
     





voice 「プロレーシングドライバーのほうが安全に対してシビアな考えを持っていると感じた。それ以上に一般ドライバーの方が安全に対する意識が必要なはずなので、まずは<かもしれない>運転を心がけたい(40代男性)
voice 「従来の講演者とは違い、レーサーという運転のプロの貴重な体験や運転に対する考え方、洞察力の素晴らしさなど聞けて、大変よい講演だったと思います」(50代男性)
voice 「『だろう』運転ではなく『かもしれない運転』を心がける」(50代男性)
voice 「安全は自分で掴み取っていくものだと実感させられた。信号などを信じずに自分の目で見て確認して行動しようと思う」(20代男性)
voice 「運転中、すぐ前の車ではなく前の前の車の動きを見て早く予測をするという教えを実践したい」(50代男性)
voice 「最悪のリスクに備える、車での運転はスタート時に意識(警戒)することを心がけるということが印象に残った。講演内容がわかりやすく、即実践できる点がよかった」(30代男性)
voice 「講演での気付き:ジャングル(交通社会)で自分や家族を守るためには自分自身の目で判断して行動すること」(40代男性)
voice 「講演での気付き:渋滞時は、最後尾にならないようにスピードを落としていくこと」(50代女性)
voice 「何のために生きるのか、そのためには事故を起こさない運転に気をつけなくてはいけないことを、より感じました」(50代男性)
voice 「事故はボーッとしているときに起きるという話を聞いて、ハンドルを握っているときは常に運転に集中しようと思いました。また、日本人の安全意識とドイツのそれとの違いは、なるほどと思いました。興味深いお話でしたので、時間が短く感じました。機会があればまた聴きたいと感じました」(30代女性)


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講演に来てくださった皆さん、誠にありがとうございました。

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