日時：10月11日（木）15時〜
主催：FUJITSUユニバーシティ
場所：富士通クロスカルチャーセンター
テーマ：「輝き挑戦し続けることの大切さ〜KEEP ON RACING〜」　
参加者：富士通10月入社　約15人


PHOTO REPORT

今回の富士通さんでの講演会は、10月入社の新入社員研修向けです。15人という少人数の講演会に担当者の皆さんからは「太田さんの講演をこの人数で聞けるなんてうらやましい！」という声も…。帰国子女や外国籍の方も多く、「好奇心旺盛で、すぐにチームワークを発揮していた」チームとのこと。その意味は、会場に入ってすぐにわかりました。太田さんはいつも、講演する際になるべくみなさんの顔が見える位置で、とお願いするのですが、すかさずみなさんでせっせと机を移動してくださいました。 　太田さんから「社会に受け入れられることの素晴らしさ、社会に認められる人間になる大切さ」をテーマに１時間ほどの話があった後、全員から質問や感想が飛び交いました。 「人生はゼロからゼロの期間限定。なにもなければマイナス。客観的な視点で自分をみて、ドラマとして自分が面白い人生が送れているか考えたい」 「これまでは自分中心に考えていたところがあった。その場しのぎや、今日が楽しければいいというところがあった。でも、死ぬまでの期間は限られている。お客さんに喜んでもらったり、仕事のやる意味を考えながらやっていきたいと思った」 Q:私たちはまだ大きな失敗をしていません。でも、成功した友達と比較して落ち込むことはあります。そんなとき、どういう風にリセットをしたらいいかアドバイスをお願いします。 太田「どんなに幸せな人生を送っても不幸な人生を送っても死ぬときはみんなゼロに戻る。比較する気持ちがあるから頑張れるのだから、それを否定する必要はない。でも、他人との不公平を嘆いていても仕方がない。この間、車の撮影のとき、山ビルがいたんだけど、山ビルって血を吸ったものだけが子どもを生めるんだって。目も見えない状況で、どうやって血を吸うチャンスがあるかと思うと、山ビルの人生って過酷だなって思ったんだよね。それより人間のほうがチャンスがたくさんあるよなって（笑）。ちょっと話が脱線したけれど、思い出したので（笑）」 取材・文/隠岐麻里奈 主催者の声 「太田さんのお話を聞くと、みんな自分のことについても聞いてほしくなるんですね。このグループは非常に仲がよくコミュニケーションをとれていましたが、それでもそんな過去にあったのか、と初めて聞く話が太田さんへの感想のなかにたくさんありました。10月に入社するということで、焦りや不安から前のめりになりがちな社員もいましたが、自分の幹となる部分を太くしていくことの大切さが伝わったようでよかったです」 「言葉の威力がすごいですね。太田さんの講演を聴くのは4回目になりますが、毎回すばらしいと感じます」 FUJITSUユニバーシティ　増田さん、宇谷さん、坂本さん 太田哲也のコメント 「社会にとって必要な人間になるため、スタートラインに立ったいまは力をつける時期だと思います。僕も療養生活のなかで、社会に受け入れられ通用する人間にまたなりたいととても強く願って、それがモチベーションとなって勉強したからいまがある。みなさんの活躍を期待しています」

太田さんの「少し距離があったほうが全員の顔が見れて話しやすい」という事前のリクエストで社員の皆さん自ら机のセッティングをしていただきました	太田さん、会場後ろから登場です	今回は、15名の10月入社のみなさんん対象の講演会でした
少人数の講演会だったので、太田さんもいつもより語りかけるような口調で話していました	終わった後に、ひとりひとりから質問や感想を話していただきました	今回の講演は、「社会人としてのスタートにあたり、今後の自己への動機づけをはかる」がテーマでした

研修期間ですっかりチームワークができあがっていたみなさん。仲間の話や太田さんの受け答えをじっくりと聞いていました

こうえん

拍手で最後のご挨拶！	終わったあとには、必ず担当の坂本さんや宇谷さんが感想やよかった点などを話してくださるので、太田さんのモチベーションもアップ！

「太田氏のお話を聞き、これからの社会人としての自分を少しずつ築き上げて
いこうと思いました」