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7月18日、仙台ハイランドにて行われたアルファロメオチャレンジ東北シリーズ第二戦に太田哲也選手が参戦しました。
参戦マシンは、KEEP ON RACING Alfa147-2.0セレtezzoGTO。
昨年よりアルファ147-2.0セレをベースに開発を行い、“初心者でもサーキットを楽しめる入門カー”を提案してきました。今年はさらに「速く走る」ことも加味して車両開発を行っていく予定です。
そこで、今回147に新たに施したメニューは、超軽量ボンネット装着とドライバッテリーの軽量化、モノブロックキャリパーの装着です。
予選は、総合10位クラス２位につけた太田選手。
決勝までの二時間のフリー走行時間に、新たに装着した開発パーツのテストのため走ってはピットに入りデータをとりながら、チェックを重ねていきます。
さらに、今回、同じく参戦する７人のＴＥＺＺＯ ＲＡＣＥＲＳ ＣＬＵＢのメンバーの指導のため、同乗走行も合わせて行います。太田選手は大忙しです。
そして迎えた決勝、太田選手は発進が不利なセレのためスタートでは遅れるも、その後、強烈な走りで、前を行く車両を次々に抜いていきます。
軽量で直線スピードが速いAlfa145も抜き去り、予選では前につけていたオートバイ全日本チャンピオンの伊藤真一選手も抜いて、さらに排気量や改造が上のクラスの車も抜いて、クラス一位、総合5位まで順位をあげてチェッカー。
昨年以来の出場レースで、初めて2リッター全車の最上位を果たしました。
もちろんクラス優勝です。
また、太田哲也率いるTEZZO RACERS CLUBメンバーも同時にドライビングスクールを受け、アルファロメオチャレンジに参戦しました。
太田選手から座学で走り方のレクチャーを受け、いざコースイン。猛暑のなか乗る前はグロッキー気味に見えても、いざ乗り込むとみな元気かつ冷静な走りで、チーム内もバトルも繰り広げ、見応えあるレースとなりました。
ランチでは、恒例の山田うどんさんサポートによる“うどんパーティー”を開催。メンバーのご家族の調理サポートでおいしいどんをいただきました。
予選、決勝の合間にメンバーへのレクチャー、同乗走行など走り続けた太田選手。猛暑のなかとあってさすがに疲れたようですが、決勝後はメンバーたちとガッチリ握手。
「軽量化が効を奏して、それまで届かなかった軽量な145を、伊藤真一選手も含めて全部抜くことができ、うれしい。これで147セレ2.0の遅いイメージを払拭できたと思う。台数が多い147オーナーが、モータースポーツに参入してくれることを期待するよ」（太田哲也）
取材・文/隠岐麻里奈
RESULT
AR150-1
1位 良川選手 147GTA tezzoRC
2位 吉田選手 147GTA tezzoRC
AR150-2
4位 布井選手 GTV2.0 tezzoRT
AR150-3
1位 太田選手 KOR147 tezzoGTO
AR150-6
1位 伊藤選手 GT tezzoRT
2位 廣畑選手 GT tezzoRT
文/広報 隠岐麻里奈
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