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【講演レポート】9月24日東北復興支援チャリティー講演会にて太田哲也が講演を行いました。

○日時:2011年9月24日(土)
○場所:霞城セントラル3階山形市保険センター大会議室
○主催:霞城セントラル管理組合
○参加者:約160名
○テーマ:「KEEP ON RACING〜絶望からの挑戦〜すべての人に勇気と希望を」

山形県の駅に隣接する24階立て、山形に聳える蔵王などの山々を見渡すことができる駅周辺で一番大きな建物が今回の講演場所となった霞城セントラルです。
こちらが10周年という記念の今年、「何か記念になることができないか」というスタッフからの発案で、太田さんの講演が企画されました。
また、今年は3月に震災があり、山形にも被災者の方々が避難されている状況ということもあって、「東北復興支援チャリティー講演会」と題して、チケットの1000円は全額寄付されるということになりました。

さて、当日、山形駅に到着すると、赤いポスターが至るところに貼られていました。
また、会場広場には、地元のフェラーリオーナーの皆様のご協力により、数々のフェラーリが展示。
子供たちもカメラ片手にフェラーリに歓声をあげ、オーナーさんたちも、日本一のフェラーリ遣いの異名をとった太田さんと記念写真や、中にはダッシュボードに記念サインを入れてもらう方もいたりと、こちらも大変盛り上がりました。

会場に入ると、スタッフの皆さんが会場セッティングをされているところでした。
今回は、主催者である山形新都心開発鰍フ会田さんが「初司会」ということで、緊張されているなか、一生懸命準備をされ、司会をされていらっしゃる姿が印象的でした。

講演会のテーマは、「絶望からの挑戦からすべての人に勇気と希望を」と題して行われました。
太田さんは、現役時代にはたびたび、山形を訪れたことがあったとのことで、非常に懐かしさを感じられていたようです。
いつものように、太田さんの話があった後には、質問コーナーに移りフリートークです。いくつも質問があがり、以下抜粋します。


Q.母が車で事故をした後に運転が恐くなってしまいました。それを克服するためにアドバイスをお願いします。

A.人間にはトラウマがあります。恐い気持ちをなくそうと思うほど、恐怖心は出てくるし、恐くないと自分を思わせることは難しい。僕も、今でも運転が恐くなくなったわけじゃない。でも、それ以上に車には魅力がある。僕は、足が不自由で長い距離は歩けないけど、車は自分をどこにでも連れていってくれる。自由を与えてくれる。そういう素晴らしい面を見るようにします。あとは、やはり事故を起こさないように「安全」について学ぶことは大事。どこに危険があるかを研究すれば、恐さは減ってくるはず。何もしないと恐さは膨らんでいくものだと思います。

Q.東北でもドライビングレッスンがあれば、ぜひ参加したいのですが。
A.仙台ハイランドや菅生には来ますよ。

Q.黒いマントの男は非常に印象的でした。自分も還暦になり、「あの世からこの世を見る」ということも自然とふと頭をよぎるようになりました。
A.黒いマントの男は、最初は死神だと思ったのですが、そうではなかった。僕にサジェスチョンをくれた存在です。死は、必ずしも悲惨なことではなく、みんな0に戻る。そこで考えるのは、では、何のために生まれてきたのか?ということ。そして、その答えは、「誰に生きる」ということにつながっていくのではないかと思う。僕が今日話したこと、子供たちに話したこと、それが皆さんの心の中で生きれば、みんなの中で生きることができる。そうやってつながっていくのだと思います。

最後は、震災から復興へ向け皆でできることをしていこうという思いもこめて、太田さんが参加したTUBEのチャリティーソング「RESTART」を会場に集まった皆さんと歌いました。

また、福島から避難されていらっしゃる参加者の方々には、NPO KEEP ON RACINGより太田さんの著書を贈呈いたしました。

参加された皆さんありがとうございました。


太田哲也コメント
「久しぶりに山形に来られてよかった。駅西側の開発が進み建物も素敵で道も整備され、駅の雰囲気もヨーロッパの中央駅を思わせる風情があって、気に入りました。今年は震災もあり、東北地方は大変な状況ですが、できることをみんなで続けて盛り上げていきたい」

【参加者の声】

<講演で心に残った言葉>
○無駄が大事
○チャレンジすることへの感謝
○ゼロからのスタートなら何でもできる
○チャレンジするチャンスがあるのだから、チャレンジし続けていくことが大切である
○目の前のハードルを一つずつ越えていく事が大切
○深い霧の先に何かある。少しずつ前進すれば、急に霧が晴れることがある
○太田さんの事故の時と同じ38歳と言う年齢になり、全てのお話が心に残った
○アクションを起こすとチャンスがやってくる
○大人がチャレンジしている姿を、子供たちに見せること
○我々は生かされている。
○マイナスを数えるのではなく、プラスを数える

<気づき、実践してみたいこと>
○「人生はつらさを乗り越えること」と改めて気付きました。失敗しても「チャレンジすること」は忘れずに人生を楽しもうと思いました。
○前向きな視点で考え行動しチャレンジすることが大切であると再認識できた。チャレンジする中年は魅力がある。
○最近チャレンジすることが無くなり、日々の生活を淡々と過ごしていた。これからはチャレンジすることを少しずつでもやっていきたいと思います。
○色々なことにチャレンジする人生「ムリムリ」とストップさせない。
○「誰かの為」を「部下の為」と置き換えて実践してみたい。
○小さな幸せを探してみたいと思いました。
○小さな子供がいるので、チャレンジする大人の姿を見せたい。
○一見無駄と思えたりくだらない事でも一つ一つ目標を達成していけば新しい発見や可能性が見つかる。自分には無理だとか勝手に思い込んでいては何も始まらない。生かされている喜びを日々大切にしチャレンジングな人生にしていきたい
○悩み迷っても、まず一歩。挑戦することが大事。3月11日から生かされている。しっかり生きたい、と思った。身内は石巻でがんばっている。私もがんばる。
○考えることより行動を起こすことが大事。
○太田哲也さんに負けず、多くの方々に元気をあげられたらと思いました。

<講演の感想>
○分かりやすく聞きやすい言葉や話し方でした。とても有意義な時間を過ごせました。
○昔バイクで事故を起こしたとき「クラッシュ」を友人に借り読んで勇気をもらいました。そして又今日も勇気をもらえた気がします。
○生きる事の大切さ、生きる力(考え方)を教えていただきました。
○私もアマチュアレーサーで事故を起こしやめてしまいましたがせっかくに人生チャレンジしてまた始めようと思いました。
○事故のことは以前から知っていたが、その後の太田さんの生き方については、今回の講演で話を聞いて大変感銘を受けました。これからの自分の生き方についてヒントをもらったような気がします。大人のチャレンジ精神を心がけていきたいと思います。
○生きることに無駄なことなんて一つもない。よく言われる言葉だが今日太田さんの話を聞いて改めて大切なことと感じました。人生の教科書に思えた素晴らしい体験談でした。本当にありがとうございました。
○ご自分の体験から、一人でも多く生かされている意味を考えてほしいとの事を伝えてくださっているのだと思いました。
○次に逢える時は、自分が一回り大きくなっていたい!!と思います。
○著書だけではなく、太田さんの言葉を直接聞くことで太田さんの魂が更に強く心に残りました。それを私の子供たちを含め周囲に「挑戦し続けること」を広めて行きたいと思います。
○人間の心の弱さは、みんな同じなんだと思いました。そこからどう気付き強くなっていくか、自分でも考えていきたいと思いました。

【主催者の声】
「大変よかったです。話を伺って、私も質問をしてしまいましたからね。お願いしていた趣旨を入れていただいて、今回は福島からの避難されている方々も来ていただき、ひじょうにいい会になったと思います。太田さんの講演で 人生は見えない大きな力で左右されている事を改めて感じました。人間は 地球の主役であるとの思い上がり・勘違いから自然を破壊してきた歴史があります。今回の地震も 自然のなせる業と受け止めて 一方で ”我々は生かされている” ので日々気付かなかった自然の恵みに感謝する気持ちを 日本人が持てればいいですが。
」(山形新都心開発梶@石渡さん)










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講演に来てくださった皆さん、誠にありがとうございました。

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KEEP ON RACING 事務局


 
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